最近、太ったような気がする、あるいはむくんでいる、どこかだらしなくて頼りない印象の顔をしていると感じている人は、認めたくない気持ちが最初は湧く人がほとんどです。しかし、その変化こそ、ずばり、たるみの正体です。これは、自分ではなかなか気づけない肌深部の変化によるもので、肌のクッション的役割を果たしていたコラーゲン等が脆弱化して起こります。ヒアルロン酸の減少による真皮密度の低下や筋肉の衰え、細胞間脂質のゆるみなど、さまざまなものが痩せたようになることも原因です。早ければ20代後半、平均すると30代半ばぐらいから始まり、はっきりと顕在化してくるのが40代半ばです。特に、喫煙者は平均よりも早くたるみがきますので注意が必要になります。また、定期的にお手入れをしている人とそうでない人の差もありますので、しっかりと原因にアプローチするケアを行うことが大事です。すっきりとリフトアップした上向きの顔に整えることができれば、若々しさと美しさが戻ってくるので、気持ちにもハリが生まれてきます。重力にあらがえずに生じてくるたるみにたいして、早いうちからケアをしていきましょう。